災害発生時の対応を確認「山江村防災訓練」
- 山江村管理者

- 10月28日
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令和2年7月の豪雨災害を踏まえ、近年多発する大雨による災害への備えを強化するため、実践的な防災訓練を10月5日(日)に実施しました。この訓練では、人吉盆地南縁断層を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生し、山江村で震度6強を想定した内容で行われました。
訓練は、職員の安否確認および参集訓練から始まりました。災害対策本部の設置訓練では、住民や警察、消防から寄せられる被害状況を取りまとめ、情報共有を図りながら、災害現場への出動および被害状況の調査・報告を行いました。
警戒レベル4の「避難指示」を発令し、住民避難訓練と避難所開設・運営訓練に取り組みました。万江体育館に避難所を開設し、地域の方33名が避難され、避難者の受け入れ体制を確認しました。
さらに、体育館内では人吉下球磨消防組合の職員を講師に迎え、防災や救急に関する講話を実施しました。消防団も災害対策本部からの無線機による情報伝達訓練や、地震による火災を想定した消火ポンプの中継・連結による消火訓練を行い、1分団から8分団まで総勢56名が真剣な表情で取り組みました。
また、自主防災組織(各地区)では、防災行政無線の遠隔放送による避難や避難経路の確認、地域住民からの災害情報を「山江村G空間情報システム」に投稿し、情報の共有化を図るなど、様々な訓練を実施しました。
今回の訓練を通じて、今後発生する可能性のある大規模災害への対応を再確認し、課題を見つける貴重な機会となりました。




















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