山江村には、古くから石切り場があり、石材を産出してきた文化と歴史がある中、令和3年に地域住民の方から、かつて村内にあったという石蔵4棟の寄贈を受け、保存と利活用の検討が始まりました。
令和5年度には、石蔵を文化資産として継承するとともに、村の「産業振興」と「にぎわづくり」を目的とした山江村石蔵活用拠点整備基本構想を策定しました。
山江村では、基本構想に基づきながら、令和6年度から始まった農村RMO形成推進事業において山江村未来づくり協議会が農地保全、地域資源の活用、生活支援の観点から策定する村の将来ビジョンの内容を踏まえつつ、地域が抱える課題を解決することで山江村の魅力創造を図る拠点施設の整備に向けた「山江村石蔵活用拠点整備基本計画」を策定しました。

■山江村石蔵活用拠点整備基本計画
■整備計画地
熊本県球磨郡山江村大字山田甲1384番1 ほか(山江村役場北側約200m地点)
■施設コンセプト
・新たな価値創造を行い、”質”と”量”を強化する「山江村産業の拠点」
・地域の住民と域外の人が集まる「にぎわい拠点」
※石蔵は、象徴・シンボル的な構築物・建築物や意匠材として活用を見込む
導入機能
■導入機能
1 生産力強化機能(特産品の集出荷等)
2 加工、商品化機能(栗2次加工、商品企画、ショップ等)
3 販売、発信機能(カフェ、直売所、コミュニティルーム、公園等)
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